- 2009-06-14 (日) 18:55
- 日常
土曜日、森美術館の「万華鏡(カレイドスコープ)の視覚」展へ行ってきました。
森美術館へ来るのははじめて。
わたしはこういうアートスポットへ足繁く(というほどでもないが)行くようになったのは最近のこと。
行ったところで自分の感じたことを言葉にするほど、知識もないし、言葉も知らない。
そんな私が、こういったレポートをブログに書くのもどうなんだって話。
「よかった」「かっこよかった」「きれいだった」「おもしろかった」「たのしかった」だけじゃ、具体的なことが伝わらない。
うーん、伝えたい。伝えたいんだよなぁ。自分が感じたことを。
まぁ、うまく表現できたとしても、相手に100%伝わることなんてないんだろうけども、せめて「きれいだった」と言うよりももっと何かを伝えられる表現ができたらなぁ〜と。
最近そんな風に思ってます。
でもね、そう思いすぎると今度は逆にガッチガチになっちゃうんですね。
自らハードルめっちゃあげちゃってるから。
もっともっとと上を目指すのが決して悪いことではないはずなのに、なぜか逆効果になってしまうということが多々あって、最近の私はわたしらしくないなぁ〜と思うわけです。
だからって開き直ると成長もなくなる。
意識しすぎると自分らしくなくなる。
その中間地点に持って行くにはどうしたらええかねぇ。
うーん。たぶん、たぶんなんだけど。
こんな自分を客観的に見て、アドバイスするならば「そのままでいいよ」と自分を認めてくれる人がいたら良いかもね。と言うかも。
そうすると、肩の力ががくんと取れるのかも。
まー、前フリがながくなりすぎてなんの話をしてるのかわからなくなってきたので、「万華鏡」の話に無理矢理戻します!!
下調べなく行っちゃったんで、実はさっきこのイベントの概要を調べました。
某ブログから引用します。
森美術館で開催されている『万華鏡の視覚』という展覧会はオーストリアのティッセン・ボルミネッサ現代美術財団のコレクションを展示するもの。ティッセン・ボルミネッサ現代美術財団はフランチェスカ・フォン・ハプスブルクが2002年に設立した財団。フランチェスカはヨーロッパで代々続くアート・コレクターの家に生まれ、あのハプスブルク家に嫁いでいる。現代美術に多大な関心と愛情を持つ彼女はある時、カナダ出身のアーティスト、ジャネット・カーディフの作品がどうしても欲しくなった。ところがアーティストは個人には自分の作品を売らないという。そこでフランチェスカはカーディフの作品を買うために財団を設立。現在では450点以上もの作品を所蔵している。
ここで発見。
「ジャネット・カーディフの作品が欲しいが為に設立した財団。」という事にビックリ。
ジャネット・カーディフは、今年2月に行った「恵比寿映像祭」でジョージ・ビュレス・ミラーと共同で制作した「BERLIN FILES 」という作品で、映像作品
のおもしろさに目覚めさせられたアーティストでした。
その、ジャネット・カーディフがどれだけ偉大なアーティストなのかというところまで知らぬまま、私の中に名前と作品のインパクトだけを残していましたが、たった今「ジャネット・カーディフって想像以上にものすごい人なんだ」ということを学びました。
そのフランチェスカが「どうしても欲しい」と思ったジャネット・カーディフの作品というのが今回「万華鏡の視覚」でも展示していた「To Touch」。
Janet Cardiff 「To Touch」 1994年
真っ暗な部屋の中央に置かれた木のテーブル。
壁にはいくつものスピーカー。
テーブルは使い込まれたものなのか、もともと作業台だったのか、それとも多くの人がこの作品に触れたせいなのか、理由はわからないが、温もりが感じられる雰囲気が漂っていた。
そのテーブルに手を置くと、それをきっかけにスピーカーから音がきこえる。
この作品はただそれだけのもの。
残念なことに、私が行った時に他にもたくさんの人がいたので、十分この作品を楽しめなかったような気が…
他の作品を見てから、またこの作品の部屋に戻ってみたけど、やっぱり人がいっぱいいてしょんぼり。。。
ではでは、わたしのお気に入り作品をいくつかご紹介。
Peter Tscherkassky「Dream Work」 2001年
映像作品です。
一瞬「呪怨」の呪いのビデオを思い出しました。
それもそのはず。
この作品は、古い映画の映像をコラージュして作っているんです。
貞子の呪いのビデオもそんな感じだもんね。
そんなこと言っちゃうと、怖いの嫌いな人はびびっちゃうから「この作品は怖くないよ!」…と言ってあげたいが、ごめん。怖いよ!
元になっている映画が精神異常が夜に見た夢のシーンなので、見てるこっちまで頭がおかしくなりそうな怖さがあるんです。
でも、途中、もう映像なのかただの光なのか、つーかここはどこ?!って思ちゃうぐらい頭がぶっとんでしまう瞬間があって、それがすごかった。
すさまじいっていうか…たぶん、あの時、私の瞳孔開きまくってた。まばたきもしてなかったと思うよ。
11分間身動き取れなくなるあの感覚を、是非他の人にも味わっていただきたいですね。
Los Carpinteros 「Frío Estudio del Desastre」 2005年
ブロックの真ん中がばっこーんとぶち抜かれ、くだけていく瞬間の時間を止めたような作品。
ブロックの穴の空いた手前に立った時、カメハメ波のポーズをしたくなったけどぐっとがまんした。
宙に浮いているブロックの破片をずっと眺めていると、本当に時間が止まったような気分なった。
Jim Lambie 「Zobop Gold」
原美術館で見てからファンになったジム・ランビー。
なんでだか、床の模様が切り替わるというか、直線が曲がるところというか、曲線になってるところっていうか、なんかそういう部分を見てゾクっとする。
かっけーーって。
…、ちゃんと感想になってるかなぁ。これ。
「万華鏡の視覚」は7月5日(日)まで。
なかなか見応えがあっての楽しかったので、みなさんもよかったらぜひ〜。
余談ですが、チケットにプラス300円で森ビルの屋上「スカイビュー」へも行ってきました。
夕方と夜の間のような時間だったんで、こんな感じでした。
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Comments:4
- hagi 09-06-16 (火) 18:23
-
僕もちょっと前に行きました。ミラーボールの部屋が一番好きでした。僕が行ったときは机触りまくれました。いいでしょ。
この日記読んで、ジム・ランビーを見にもう一度行こうかなという気分になり中。
- Maki 09-06-18 (木) 15:48
-
きゃー。これすごい。行きたい。行ってくる。
- tomomi 09-06-19 (金) 2:18
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/// hagiさん
チベットの僧のやつ、見ました?
わたし、あれ見てる最中に全然違うこと考えたら一瞬にしてなんなのかわかんなくなっちゃって途中で見るのを放棄しちゃいました。/// Makiちゃん
うん!いってきてきて! - hagi 09-06-19 (金) 23:31
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見ましたよ、チベットのやつ。わりと僕ああいう仏教ネタは好きなんで、チラっと見て「まあこんなもんかなあ」みたいに思ってスルーしちゃいました(失礼)。
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